介護計画相談

母は痛みのために寝返りを打つことすら自力では困難な様子だった。

介護用オムツを購入したものの、寝たままでの排便などは気持ちも

体もにわかに順応できるものではないと、当初は車椅子でトイレに

連れて行っていたのだが、直に簡易便座を置くことになる。

人も動物も体に痛みがある時は、眠って直そうとするのか、

母もまたその様で、起床時間が全く不定期になっていった。

 

これまでのヘルパー利用は宅内清掃のみだったので、

介護そのものを目的とした場合はどのようなものか

ケアマネージャーに相談を持ち掛けたところ…。

 

訪問介護や訪問看護は、

1・時間と利用目的を決めること、食事・着替え・その他介助全般、いつ何を頼むかということ。

 (見守り、待機などの単なる付添いは不可)

2・1回の利用は長くても1時間半までで、1日複数回利用の場合は数時間、時間を空けること。

 (連続の利用は不可)

など、制度上の決まりをまず告げられ、それで対応しきれない場合は

特別養護老人ホーム(特養)の短期入所生活介護や

介護老人保健施設(老健)の短期入所療養介護の形をとる

教えられた。ほぼ全てこの相談で初めて知ったことであった。

 

レスパイト、という入院形態があることを後になって知らされる。

急性期病院で入院を打ち切られ、自宅での看護が困難な人に対し、

家族の負担軽減のために、健康保険で療養入院をするというもの。

リハビリテーション科を備え、レスパイト入院を受け入れる療養型病院が近くにあり、

この時に教えられていれば、期限付きの入院だとしても申し込んでいたかもしれない。

 

しかし、運ばれた総合病院では制度を導入していなかったためか、

ケアマネージャーからは、あくまで介護保険利用の範囲の相談と思われてしまったか、

この時点では聞かされず、レスパイト入院がこの対応の選択肢に入ることはなかった。

 

バリアフリー化工事の諸々対応と母の介助を難聴の父一人に

任せておくことも出来ず、私の実家に泊まり込みが始まった。

老健の短期入所を問い合わせてみようと思いました。

 

   予備校の冬のサルビアくらくらする