本社、電話会談

音沙汰が無いまま、仕事納め12月27日となり、仔細確認の電話を入れる。

「まだ連絡が入っていないのですか?」(センター長)

「『年内に』と言った約束もそのままに、正月休みに入るつもりだったのか?」(私)

「連絡すると聞かされていた。これから、その確認と連絡はするつもりでした」(センター長)

「いい加減にもほどがある、いつ誰に報告し何と返事されたのか、業務終了後、

 仔細説明に来てもらいたい」(私)

「7時までには必ず」(センター長)

 

 この日、センター長は時間になっても来なかった。が、ここで初めて本社長からの連絡が入った。

 

「連絡をするようにとセンター長からの要請を受け、電話を掛けさせて頂いております」(社長)

「苦情担当のセンター長への最初の会談要請が10月、何故、無視され続けてきたのか?

 センター長は、その都度『連絡を入れる』と本社から返答された、と説明しているが」(私)

「悪意は全くない、私達のケアの有り様は全てセンター長が礼節をもって伝えたはずだ」(社長)

「年内には会談の手筈を整えるとの約束なのだけど」(私)

「その(話の)目的は何なのか?目的がわからない」(社長)

「なぜ会談を要請しているか、把握できていない。改めて聞かないと分からないのか?」(私)

「報告は全て受けている、とにかく、センター長がきっちり説明したということである」(社長)

「そもそも、こちらの苦情内容を理解出来ているのか、それ自体がまだなのか?」(私)

「悪意は全くない」(社長)

 

人を食った問答を繰り返すばかりの社長、電話は副社長に引き継がれることに。

 

「状況は契約書の『迅速かつ適切な苦情対応・誠意をもった協議』に反している訳で」(私)

「センター長からは『説明を全て終え、対応は完了した』と報告を受けている。更に

 訴えがあるなら、本部に直接(私に)電話してもらうよう伝えた、契約違反はない」(副社長)

「センター長から報告を受けたというのはいつの時点のことか?」(私)

「最初の電話の時です」(副社長)

「これまでのセンター長の説明とは全く違う、ケアマネージャーも同様の認識がある。

 その経緯も含め検証し直すため、センター長も交え会談の座を設定してもらいたい」(私)

「私達はセンター長を全面的に信用する、その必要性については検証の上、返事する」(副社長)

 

社長と副社長は「我々に悪意はない」とは言うものの「センター長から受けている報告とは違う」

その一点張りで、私の話に耳を貸そうとしない。私としては、センター長との説明の喰い違いを

なおざりに先へ進める訳もなく、問い正すも、論点全く噛み合わず、取り付く島は見当たらない。

 

どうしようもなくなり「そのセンター長の報告とやら、センターに出向き直接本人に確認するが」

そう言うと、副社長からは「営業妨害とならぬよう、お願いします」と釘を刺されてしまう始末。

結局、本社との会談の設定も具体的な日時までは詰め切れず「検証し返事する」との取り付けを

引き出すまでが関の山という有り様となった。

 

『決着に向け、年内に一定の道筋をつける』そんな思いも空回りしたまま、また先延ばしにされ、

消化不良に終わった本社との茶番の応酬。これが私にとっての平成25年の<仕事納め>だった。

 

     短砲のようポケットのカレンダー