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2015年

7月

11日

センターとの駆け引き

行政の口添えがあって、ようやく連絡をとってきたデイセンター。 

センター長は「会談の手筈を整える」と約束をした。副社長は会談要請に「返事する」と答えた。

しかし、彼らの言葉が実行されることはなく、加えて、センター長と社長・副社長の言うことは

何から何まで違っている。

 

「自分の処置が状態悪化の原因になった可能性がある」センター長が先に示した自身の発言、

今も、その認識に変更や取り消しがないかどうか、先ず、それを確かめなければならないし、 

「マッサージ・揉み解しではなく、評価・触診だった」と言うセンター長に母は納得していない。

「コリをほぐす」と言って揉まれた。そう確信を持っており、母には母なりの決着が必要なのだ。

 

「本社との事後交渉を前に、当事者として母の訴えを聴きに来てもらいたい、対本社会談は

 その後、日を改めて設定してもらいたい」会談の日程を聞くセンター長にそう要請すると、

センター長は特に条件など付けることもなく「解りました、伺います」と返事を返してきた。

 

午後1時の約束に時間通りの訪問。この日の訪問はセンター長一人、そう決め込んでいたのだが、

門扉に立つセンター長は二人連れだった。弁護士でも連れて来たのかと思ったが、そうではない。

初対面だが顔には見覚えがあった。年齢50台、背丈170㎝足らずの私よりも、まだ少し低く、

年長な感じの中肉の男性。連れて来たのか、ついて来たのか、一緒にいるのは社長だった。

 

このトラブルに見舞われ、デイセンターの情報を得ようとネット検索を掛けた。そこで

社長の存在の確認がとれた。その記憶が目の前にいる男の顔と一瞬にして符合したのだ。

 

前回はセンター長から忌憚のない証言を引き出すため、会談を敢えて私と一対一の形式にした。

だが、次の本社との会談は立会いが要ると思っていた。社会福祉協議会に紹介されたNPOへ

依頼に行くつもりだったが、この日は「当事者同士で」と提案した手前、立会いなしのままで

待機をしていた。私には、打ち合わせ以外の想定は全くなく、今回は役所の監督があるからと、

安心して構えていた。

 

不意を突かれ、門を挟み二人の男と正対し、暫し呆気にとられつつも、

我に返った私は『気を入れ直さなければ』と自分に言い聞かせていた。

 

     ひとつずつ挨拶に来る柚子湯の柚