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2015年

11月

21日

センターへの意見・要望

代理人との交渉が始まって、丸ひと月。

「賠償には応じられない」とする通知書の内容を私はまだ母に詳しくは話せていない。

「保険会社がアレコレ細かなことを聞いてきていて…」そんな風に言葉を濁している。

 

昭和2年生まれの母、通知書を送り付けられた時点で満86歳。未だに右腿の痛みに苛まれ続け、

リハビリ再開の目途も立たない。社長からの「因果関係明記の診断書提出」との無体な要求にも、

最後はセンター長の言葉を信用することで矛を収めようとした。そのセンター長の手の平返しを

どう受け止めるか。心中おもんぱかると、どうにも詳細までは話きれずにいた。

 

だが、医療調査に同意するかどうか、回答を求められているのはあくまで母自身。

いつまでも本人を蚊帳の外に置いてはおけない。きちんと話さなければならない。

私は自分がセンター側から直接確認をとってきた事柄を順を追って記していった。

 

・体験日当日、センター長から施される処置が自分の右足にとっては負担の強すぎる

 マッサージと感知して「止めて欲しい」と頼んだこと。

・それに対し、センター長は「大丈夫、右足は強くなってはいるがコリがある」との

 見解を告げ、運動の度にその処置が繰り返されたこと。

・明後日の正式利用日は通所をしたものの、処置を受けた右足に痛みを感知したため、

 予定の運動が実施できず、約1時間は安静状態で過ごさなければならなかったこと。

・その結果、センター長は責任について自分の処置にその可能性があると認めたこと。

 

以上の経緯について、既に当事者間で確認がとれており、認識は共有されている。

その前提で社長は、因果関係明記の診断書の提出を条件に賠償に応じる、とした。

検証作業は完結しており、医療行為の一端を担う立場として、自らの行動と発言に責任を持ち、

先ずは、その合意が尊重されるべきである。何故、この期に及び、更なる調査など必要なのか。

 

そのような主旨で<意見・要望書>としてまとめ、通知書受理以降の経緯を万事、母に話し

「これを内容証明で、医療調査同意への返事にしようと思うのだけれど」と提案したところ

「それでいい、私の名義で送っておいて」母はそう言って、了承してくれた。

 

私がこの内容証明郵便を社長とセンター長宛にデイセンター本社へと送付した約二週間後、

予想していた通り、賠償の拒否を伝える<回答書>が代理人から返送される運びとなった。

 

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