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2014年

11月

30日

介護計画相談

母は痛みのために、自力で寝返りを打つことすら困難な様子だった。

ここから、自宅での介護オムツの使用が始まることになる。だが、寝たままでのオムツ排便と

その後処理などは本人も介助する側にも戸惑いが大きく、にわかに順応できるものではないと、

その<局面>では車椅子でトイレに連れていくことになった。人も動物も体に痛みがある時は

眠って直そうとするのか、母もまたその様で起床時間が全く不定期になっていった。

 

室内清掃のためのヘルパー派遣も改修工事で中断されており、介護そのものを目的とした

利用の場合、どのようなことを頼めるのか、ケアマネージャーに相談を持ち掛けたところ…。

 

訪問介護や訪問看護は、

1・食事・着替え・その他介助全般、いつ何を頼むか、時間と利用目的を決めること。

 (見守り、待機などの単なる付添いは不可)

2・1回の利用は1時間までで、1日複数回利用の場合は数時間、時間を空けること。

 (連続の利用は不可)

など、制度上の決まりを先ず告げられた。そして、それで対応しきれない場合は…、

特別養護老人ホーム(特養)の短期入所生活介護や介護老人保健施設(老健)の短期入所療養介護の

形をとると教えられた。いわゆる<ショートステイ>と呼ばれるもの。ほぼ全て、この相談で初めて

知ったことであった。

 

<レスパイト>という入院形態があると、後になり知らされる。急性期病院で入院を打ち切られ、

自宅での看護が困難な人に対し、家族の負担軽減のため、健康保険で療養入院をするというもの。

自宅近くに、リハビリテーション科を備え、レスパイト入院を受け入れる療養型の病院があり、

この時に教えられていれば、たとえ期限付き入院だったとしても、申し込んでいたに違いない。

 

しかし、運ばれた総合病院では制度を導入していなかったためか。ケアマネージャーからは、

あくまで、介護保険利用の相談と思われてしまったか。この時点で、知らされることはなく、

レスパイト入院が選択肢に入ることがなく、この対応を考えていくことになる。

 

慌ただしく工事が進む中、トイレのためベッドから出る以外、殆ど寝たきりの療養生活が

続いていった。往診の痛め止め注射もさほどの効果もなく、治るまでにはやはり長期戦の

覚悟が必要だった。

 

バリアフリー工事の諸々対応や、母の介添えを難聴の父一人に任せておくことはとても出来ず、

私の実家の泊まり込みが始まった。老健の短期入所が当面の対処法になるのだろうと思われた。

 

     予備校の冬のサルビアくらくらする