'14 12 30

 

2014年

12月

30日

手探り介護模様

ー介護内容ー 

・給水補佐

・食事の支度

・オムツ交換

・着替え介助 

・蒸しタオルで体を拭く

・床擦れ防止の体勢調整

・便座への移動介助 

・ベッド上で右足に影響がない範囲での体ほぐし

介護となれば当たり前のことばかりだが、突然の母親の身体介助に戸惑いを感じた

初めてアルバイトを体験した時のように、どうにも要領を得ず右往左往としていた。

 

最も難儀だったのがベッドから出る動作である。

どうしも右足の可動に影響が及び「痛い!」と、

絞り出すような悲鳴と共に、渾身の力で私の腕を握り絞める。

余程、耐え難いのか一人でに涙が零れていることさえあった。

耳に刺さる悲痛な声は聞くに堪えず、慣れることがなかった。

「痛み止めを追加して欲しい」とせがんでくる。安静にさえしていれば

苦痛はさほどではない。薬の一時的な感覚麻痺で無理な動きに繋がると

傷の悪化を招きかねない。薬の服用は処方の範囲に止めようと説得した。

 

回復はほぼ医師の診断通りであった。薄皮を剥がすように、本当に少しずつ少しずつ。

ベッド座りで足湯をしているとケアマネージャーに言うと、訪問入浴をすすめられた。

浴槽を持ち込むため、隣室で寝起きする私の生活道具をいちいち整頓し直す必要が出る。

どうせ一日張り付いているのだから自分で入浴させられないものかと思い、やってみた。

 

1・脱衣場を暖房完備

2・座椅子を浴槽の真横に設置

3・ベッド上で出来る限り脱衣

4・車椅子で脱衣所へ

5・座椅子に一旦、座らせる

6・抱きかかえて湯船に

 

湯船につかって生き返ったような表情になる母。

体重がこの時点で30kg台にまで落ち込んでいたこと。

昔造りの堀の深い浴槽の縁と座椅子の同じ位の高さで、

座れば、少しの横移動で湯船に入ることが出来たこと。

これらの要素があって自分一人でも出来たことである。

回を重ねる度に手順のコツも掴め、この形が続いていくことになった。

 

肉離れを起こしたのが平成24年12月の始め。

年が明けて寒さも和らいでくると、起床時間などはまだまだ定まらないものの三度の

食事もきちんと摂り、右足もベッド上でなら徐々に動かせるようになっていきました。

 

     夜景から夜景へ架かる霧の橋

  


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