'15 2 20

 

2015年

2月

20日

本利用開始

母はセンター長から右腿に揉み解しを受けたと確信を持っているようで、

「今日は少し疲れた、変な揉み返しが来ないといいのだけれど」と訝しげに言う。

一方、私は「最初は戸惑っても、続けていくうちに体も慣れていく筈だから」と、

二日後からの本利用に向け、母をなだめていた。

 

 翌日「やはり揉み返しがきていると思う、動くと右腿が少し痛い」と言い、

 母はトイレに行く以外はじっとベッドに寝ていて、体を動かそうとしない。

「明日から本利用だけど、来週からにするか?」と聞くと、

「行こうと思っているよ、頑張るから」そう返事を返えす。

 

 そして本利用当日、送迎役はそのセンター長であった。

「右腿について、体験日の運動と処置の反動なのか、少し痛みを訴えている、

 今日はよく注意して看てやってくれ」と伝え、母を送り出すことになった。

 

帰宅後、母は「今日のリハビリは右腿にひびいて駄目だった、一昨日に体験の足を鍛える運動は

ほぼ無理で、ロープを使った腕の運動などもきちんと力を入れては出来なかった」と振り返った。

残り時間の大半はソファーベッドで女性スタッフに足を摩ってもらっていた、ということらしい。

「やっぱり揉み返しと思う、じっとしていればそれ程でもないのだけれど…」と、不安気な調子。

 

来所時のバイタルの測定結果やセンターでの過ごし方を伝える連絡帳には、

「座位でのゆっくりとした運動を1時間程実行、(残りの時間は)膝と腰の痛みの訴えがあり、

 横になって頂いて対応した」とある。最初に申告した右大腿部については触れられておらず、

 母の話とも少しズレがある。

 

しかし、そのことが後に論争の焦点になってくるとは、その時には思うこともなく

「誰でも慣れない運動をすれば多少の筋肉痛位は出る、あまり神経質になるな」と、

ただ、私は母を鼓舞していた。

 

母の気持ちがブレないよう励まし、ペースを作っていく事がその時の自分の役割だと思っていました。

 

    夏帽子載せステッキがこけてゆく

 


0 コメント