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2015年

4月

21日

社会福祉協議会へ

 

ケアマネージャーは報酬を伴う職業。一方、民生委員は無償が前提の善意活動。

それでも「それは大変」と気さくに相談に乗ることを了承してくれた民生委員のTさん。

そんなTさんにケアマネージャーが「役割でない」と放棄した介護サービスでの相談を

引き継がせていくことになった。

 

一通り話を聞き終えたTさんからは、思案する様子もなく割と直ぐに

「民生委員地区会長に相談してみる、後日連絡し直す」と返事をされ、連絡を待つことになり、

「社会福祉協議会に民生委員児童委員協議会連合会という組織があり、民生委員の役員がいる、

 そこに相談に行きましょう」ということに。

Tさん、地区会長、私の3人が市の社会福祉協議会まで足を運ぶことになった。

 

要するに、このような役目は自分の手に余ると思ったTさんは地区会長に話を上げる。

また、その地区会長が同様に市の連合会まで話を持っていった。ということのようで、

『やはりこんな話、迷惑でしかなかったか』と恐縮するばかりとなった。

しかし、民生委員殿各位はそのような素振りを微塵も見せず、丁寧に話を聞いてくれて

「最近は色々な形態の事業所が次々と出来ているようで、実情を知っておかないと」と、

さながら勉強会のような座になっていった。

 

介護認定の申請は市の職員やケアマネージャーが市役所介護保険課に届けるが、

認定を受けた後でも介護おむつの支給は民生委員が健康長寿課に申請を届ける。

そんな<役割分担>を短絡的に見てしまうと、介護サービスの事後対応までも

民生委員に丸投げするケアマネージャーが出てきてしまうことになるのか…。

 

支援事業所が「仕事の範囲ではない」と言い切る以上、制度上規定がないのかもしれない。

ただ、このケースは専門知識が備わっているとは限らない民生委員には、やはり荷が勝つ。

「ここは代表が弁護士で法律的なアドバイスも聞ける筈だから」と成年後見人申し立ての

相談などが主な活動だという地元のNPOを紹介されるという運びとなった。 

 

自分が担当する介護サービスの相談事を民生委員に引き継がせたケアマネージャーへの違和感。

それでも、言われるがままに動くしかなかった置かれた状況への焦燥感。民生委員への相談は、

そんな<ちぐはぐさ>だけが跡に残る結果に終わった。

 

       先生に相談をする一周忌