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2015年

10月

01日

診断書提出

この法律相談では交通事故での事案なども話題に上った。

人身事故として処理され、事故直後の診察記録が残されていても、日にちをおいて現れる

むち打ち症などは、保険会社が「因果関係不明」と保険金を出し渋り、揉めることがある。

特に高齢者は「齢のせい」とされ、厄介な立証を迫られる、と。

 

また、社長の提示した示談条件も医療事案に慣れた弁護士には、奇妙に映ったか

「センター長の処置が原因」と明記された診断書の提出についても指摘があった。

「滅多なことで、医者が診断書に症状の因果関係なんて書かない、規模の大きな

 病院になるほど書かない」とのこと。 

 

「因果関係明記の診断書」そんな条件を出された日には、患者側は「この病院は診断書に

 症状の因果関係も書いてくれますか」と聞いて通院先を探し回らなくてはならなくなり、

これはやはり、現実的な話とは思えないのだと。

 

このデイサービスの社長、通所介護事業所の展開だけでなく、医療系学校法人の教育顧問や

理事職にも就き、講演活動まで行っているいうこと。であれば、そういった事情も知らない

筈がなかろうが、それが、利用日から何か月も経ち、何と無体な条件を提示したかと思えば、

今となり代理人を立て、更にハードルを上げてきているのだ。

 

通院については整形医院を2か所掛け持ちしていて、確かに、この法律相談の通り、

最初に受診した医者は「現場を知らない自分が因果関係の断定などはできない」と、

診断書も「右大腿部痛」と症状を伝える範囲のものでしかない。

 

筋膜損傷の診断でマイクロ波治療を勧められ、通い始めた整形医院からも依頼してあった

診断書が書き上がってきた。こちらは以外な程あっさりと因果関係の記載に応じてもらえ、

問診時の母の説明が律儀すぎる位に、もうそのまま書かれてあった。

「強い力でマッサージを受けたため筋膜が避けた」 

2通の診断書を並べて見て、医者によってこうも違いが出るものかと。

代理人の登場で話を変えられてなければ、条件が整ったことになるが…。

 

私は社長が提示した条件通り、ふたつの整形医院の診療明細を通院記録として、

診断書は因果関係記載入りのものを代理人法律事務所充に提出することにした。

 

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